
2004
はるかな山なみの上を、小さな鶴が一羽、
かなたをさして飛び去ってゆくのが見えたばかりでした。

2004
「あれほどおねがいしましたものを、見苦しい姿をお目にかけましたからには、
このうえ人間の世界にとどまってはいられません。
私はいつぞや雪の中、あなたに助けていただいた鶴・・・・・・」

2004
「わたしの織っているうちは、けっしてのぞき見なさいませぬように」
むすめは三日三晩、とんからとんから、
飲まず食わずで織り続けていましたが・・・・・・・・・・

2004
「見れば、一羽の鶴がつばさに矢をうけて苦しそうにしています。
与平は近づいて行って、矢を引きぬき、ていねいに介抱してやりました。」

「鷺というものは、みんなその天の川の砂が凝って、ぼおっとできるもんですからね、川原で待っていて鷺がみんな、脚をこういうふうにして下りてくるとこをそいつが地べたへつくかつかないうちに押さえちまうんです。するともう固まって安心して死んでしまいます。後はもう、押し葉にするだけです。」
(2004年の作品です。鷺という鳥が好きなので、このシーンだけどうしても描きたくなって描きました。)